


酵素風呂
微生物がヒノキのパウダー等を分解するときに発生する発酵熱を利用した温浴のこと。石油や電力のような資源を用いず、また酵素風呂の残滓も自然に帰し、土壌の改善などに役立てることも可能。まさに、SDGsの時流に沿った健康法、美容法として注目を集めています。

桧
酵素浴のふかふかの床には、ヒノキのおがくずと米ヌカをブレンドして用いています。ヒノキには、脳の活動と自律神経を鎮静化しリラックスさせる働きがあります。またパウダー状のおがくずは水に比べ
て熱伝導率が極めて低く、65度前後の高温であっても体感温度は快適に保たれ、さらに遠赤外線効果も加わって、からだの芯からじんわり温まるのが特徴です。さらにヒノキの発酵時にはマイナスイオンやフィトンチッドが発生し、森林浴のように体内の免疫が活性化。現代人に必要なリラクゼーションとアンチエイジング効果を、同時に体感することができます。

浴槽
浴槽は、豊かな森の香りをまとったヒノキで作られています。千数百年前の建造物である法隆寺や薬師寺の塔もヒノキ造り。その優れた耐久性だけでなく美しい光沢や特有の芳香を持ち、古来寺院や宮
殿の建材として重宝されてきました。おがくずだけでなく、浴槽にもヒノキ材を用いるには理由があります。優れた防腐作用があり、腐朽菌の繁殖を抑えること。またカビ類ほか様々な細菌類に対して強い抗菌性を発揮すること。全身をゆだねる浴槽として、有害菌の繁殖をブロックし消臭効果を持つヒノキは、ビテラ式酵素風呂には欠かすことのできないこだわりです。

空間
快適さと機能性、伝統とモダン、おしゃれと安らぎ、白兎のねどこは空間全体にこだわりをちりばめています。例えば、店内の壁面には漆喰の塗り壁を採用。手触りのある安らぎのイメージ作りだけでなく、湿気のコントロールやシックハウス症候群の原因すら分解する高い抗菌作用、強アルカリ性の性質による消臭中和効果等々、酵素風呂の環境づくりに欠かせない機能が魅力です。そのほか、室温管理や照明、シャワールームへの導線など、単なるインテリアを超えた、極上のユーザーエクスペリエンス(UX)を提供します。